左足の代償

テニスショツプADO菅原です。前脛骨筋炎でお悩みのランナーにSUPERfeetカスタムインソールを作製させていただきました。前脛骨筋は、膝から下の前面についている筋肉で足首の動きに関わる筋肉です。前脛骨筋は足の骨の内側（土踏まずのあたり）についているので、土踏まずを引き上げるように反らす動きの時に働く筋肉になります。

痛みは右脛にあるそうですが、足を拝見したところ左足が重度の扁平足で歩行の際にニーイントゥアウトが診られました。本来の足の機能足部回内外運動（距骨下関節の運動用語）転がるロッカー機能が働いていない事そして足部骨構造を崩すアイテム『5本指ソックス』をお履き頂いている事、その代償として右足の前脛骨筋に痛みが出たと考えられます。根本的な原因は左足であろうとお伝えしたところ『最初に痛みがではじめたのは左の足底筋膜でした….』との事。

人はより痛みが強い患部に意識がいきますので根本的な原因は実は別のところにあったりするんですよ。5本指ソックスのご使用を控えて頂き、SUPERfeetカスタムインソールで『左右それぞれの本来あるべき正しい足の骨格位置、ねじれ具合、矯正形状』を確保したうえで、非荷重でインソール成型をさせて頂きました。

アーチは上がったり下がったり上手に動くことが大事なのでカスタムインソールはより左右の本来あるべき足の機能を使えるようにしてくれます。

シューズにフィティングさせて頂き店内を軽く走っていただくと『スイスイ進む！指で掴む感じがなくなって変な感じ..筋肉の緊張も無くなった感じがします！！』。

SUPERfeetを使用すると皆さんが持っている足本来の機能が働くため驚くほど進むようになりますので『力感や努力感』が無くなります。自動化されたようにスイスイ前に進みます。

人間が持っている足の機能の一つ、ロッカー機能=転がる足が適正なフェイズ適正なタイミングでつかえるようになるからです。『裸足感覚』と言うことをよく言いますよね。『現代人は足指が使えていない！』『指でしっかり蹴り出して！』『昔の日本人は〇〇で優れていた』etc実はこの感覚は全く必要ありません。むしろ現代人は足指酷使しすぎです。

足の機能が改善されるほど足指のグリップ感はなくなっていきます。グリップ感や努力感がないと歩けない走れない方は逆にフットパフォーマンスに問題があると考えた方が良いと思います。

SUPERfeetで足本来の機能を取り戻しましょう！