テニスショップアド菅原です。スポーツで『軸（体軸）』が大事と言われて随分経ちますが、軸を通すトレーニングしたり、バランスボールに乗ったり、体幹トレーニングしたり色々言われていますが、そもそも『軸』とは何でしょうか？
軸という概念がなぜ生まれるかというと、地球に重力があるからです。人間も物体である以上必ず重心があります。地球の万有引力により常にひっぱられているので座ったり、立ったり、歩いたりすることが可能です。
その人 間の中心と地球の中心を結んだまっすぐな目に見えない線を知覚できている状態＝軸が通っている。つまり重心線を感覚でキャッチできている状態ということになります。
軸が通っている状態とは、これわかりますか？
棒を手のひらに乗せて倒れないようにする時棒が倒れないように，手のひらを動かしづつけ棒の重心を追いかけることで立たせる事ができます。人間もこれと同じ事をしています。
立っちしたばかりの赤ちゃんはゆらゆらしていますよね。重心線と支持線を追いかけっこしている状態で必要最小限の力で立っています。より正確に言うと必要最小限の筋肉に、必要最小限の筋出力をさせている状態です。究極に脱力した身体ですのですぐに運動が生まれる状態です。
静的不安定、これが『軸が通っている』状態です。
世の中で言われている視覚で真ん中を意識するとか、身体がぶれていないとか、バランスボールに乗って真ん中を意識するとか、体幹トレーニングするとか全く違います。これは『軸が通る』ではなく歪んだ身体で『軸を通す』事を無理やりしています。棒を握りしめ必要以上の筋力で無理やり立たせている状態つまり運動が生まれにく状態です。不必要な筋出力をさせる事で益々、軸が感知できない身体になります。
例えば体重が50kgの人は物理学的に50kgの筋出力すれば立つことが可能ですが、現代人は日常生活の癖や身体の使い方で何をするにも必要以上の力で生活しているので軸の感覚が感知できない身体になっています。それには身体が構造通り動くように、筋肉が収縮すところはして弛緩するところはするように赤ちゃんの時のようなニュートラルな身体にする事が必要です。そうすれば勝手に軸は通りますよ！！
アドではその極意を教えますよ！！
