テニスショップアド菅原です。外反母趾でお悩みの女性にNorthwest Fit作成させて頂きました。テニスプレー後に外反母趾の痛みもあり、世の中で言われている外反母趾へのあらゆる対処法を行なってきたそうですが、年々酷くなってしまっているそうです。定期的に試合にも出ているそうですが連戦になるとふくらはぎやももが攣りやすくてなんとか解消できないかということでご相談頂きました。

そもそも“攣る”とは体に何が起こっている状態?かと言いますと筋肉が縮みすぎるのを止める、「センサー」の異常と言われています。筋肉には、過剰に伸びたり縮んだりしないようブレーキをかけるセンサーが備わっています。伸びすぎを防ぐのが筋繊維の中の筋紡錘(きんぼうすい)で、筋肉が引き伸ばされると縮めと指令を出します。一方、腱の中の腱紡錘(けんぼうすい)は、筋肉が縮みすぎると弛緩させる指令を出します。通常はこの筋紡錘と腱紡錘が働き、バランスをとっていますが、腱紡錘の働きが鈍くなると筋肉が収縮しつづけ、攣ってしまいます。

様々な原因が考えられますがその一つに足部の骨格配列の崩れと足部骨構造を崩すアイテムの使用が考えられます。今回のお客様は左足が大変柔らかい足で荷重時に配列が崩れやすい特徴がありました。硬い足になりにくいため外力を効率よく使うことができずに内力にたよる代償によりスイッチを切ることができない筋活動で筋腱に常に負担がかかっている事、そして配列が崩れやすい足に更に足部骨構造を崩すアイテム5本指ソックス、アーチサポートインソール、幅広い靴を履いてらっしゃる事が更に足部骨格構造を崩す要因をつくってしまっています。

『言われてみれば5本指ソックスとインソールを使いはじめてから攣りやすくなったように感じます』と。

『Northwest Fit®』は回内から回外への適正な運動を作り、足本来の機能が働くための環境設定をしてくれます。適正なタイミングで横足根関節(MTJ)をロックさせ足のアーチ構造を機能的にコントールできる足部バイオメカニクスに基づいた性能を持つ唯一無二のインソールです。

『Northwest Fit®』はアメリカ足病医学に基づく製品ですので、医学的な知見やデータがしっかりと組み込まれています。そして、足の評価内容や足型の採型方法に違いがあります。一般的なオーダーインソールは座位、立位でのデータをもとに採型するのがほとんどですがNorthwest Fitは寝た状態で足に体重をかけない無荷重で左右それぞれの足について、足の動きを最適化する足のポジション「ニュートラルポジション」を確保し3Dスキャンして採型します。

ですから体重をかけて崩れた足の状況ではわからない、より細かな足の特徴を見つけ出すことが可能です。

『思いきって連絡して良かったです!』大変嬉しいお言葉を頂きました。完成まで楽しみにお待ちください。