テニスショップADO菅原です。ご夫婦ゴルフプレーヤーにカスタムインソールを作製させて頂きました。お二人とも股関節の動きが悪いのがお悩み。ストレッチや可動域を改善させるトレーニングを行っているが改善されないと言うことでご相談頂きました。

股関節の可動性や動きがスポーツに重要と言われるようになって随分経ちます。スポーツ指導で『股関節から動かして!』『しっかり股関節からパワーを伝えて!』『股関節を押し出して!』などいろいろ言われます。股関節の可動域を改善させるようなエクササイズなどたくさんの情報が溢れていますが実は股関節の動きは足部と脛の動きと大きく関わっています。(骨盤も動きます)

股関節は、体の中で最も大きい関節で球関節の為、360度動きます。

骨盤のソケットに球関節がはまっています。

スイング時に、よく「腰の回旋が大事」『腰回して!』と言いますが実際は、「腰の回旋」は間違いとなります。腰椎は構造上、回旋運動は、限りなく少ないので実は股関節と脛、足部が一緒に動いています。(胸椎も動きます)

骨盤後傾→股関節外旋→脛外旋→足部回外(距骨下関節(STJ)の運動用語)→横足根関節(MTJ)ロック→足部アーチができる

骨盤前傾→股関節内旋→脛内旋→足部回内(距骨下関節(STJ)の運動用語)→横足根関節(MTJ)アンロック→足部アーチが潰れる
ちなみにSTJとMTJを止めると股関節の回旋運動はできなくなります。

下肢は必ずこの動きが連鎖します。ですので股関節の可動制限が起きている人はほぼ足部骨配列に問題があると言っていいでしょう。その原因がオーバープロネーション(過剰回内) になります。カカト周りの関節が過剰に動きすぎている状態です。※足部の過剰回内足のアーチ構造を崩し、同時にスネの正しい角度や向きをいびつに変化させてしまいます。

股関節の動きは脛と足部の踵の関節と甲の関節がうまくコラボレーションすることで動きが担保されますので足部の骨格配列を整えることで劇的に改善します。そしてSUPERfeetは唯一この仕組みをアシストするアイテムになります。股関節の運動はかかと周りの関節次第と言ってもいいでしょう。

実際ご使用頂いたお客様からのご感想も頂いています『いつもなら18ホール回ったら足がクタクタのはずなのに全然大丈夫で驚いた。飛距離も20ヤードは伸びていたと思う。』

お役に立てて本当に良かった!!