テニスショップADO菅原です。埼玉県草加市からご来店の50代女性にSUPERfeetカスタムインソールを作製させて頂きました。ほぼ毎日テニスをされていて定期的に試合にも出ているそうですが連戦になるとふくらはぎやももが攣りやすくてなんとか解消できないかということでご相談頂きました。

そもそも“攣る”とは体に何が起こっている状態?か言いますと筋肉が縮みすぎるのを止める、「センサー」の異常と言われています。筋肉には、過剰に伸びたり縮んだりしないようブレーキをかけるセンサーが備わっています。伸びすぎを防ぐのが筋繊維の中の筋紡錘(きんぼうすい)で、筋肉が引き伸ばされると縮めと指令を出します。一方、腱の中の腱紡錘(けんぼうすい)は、筋肉が縮みすぎると弛緩させる指令を出します。通常はこの筋紡錘と腱紡錘が働き、バランスをとっていますが、腱紡錘の働きが鈍くなると筋肉が収縮しつづけ、攣ってしまいます。

様々な原因が考えられますがその一つに足部の骨格配列の崩れと足部骨構造を崩すアイテムの使用が考えられます。今回のお客様は左足が大変柔らかい足で荷重時に配列が崩れやすい特徴がありました。硬い足になりにくいため外力を効率よく使うことができずに内力にたよる代償によりスイッチを切ることができない筋活動で筋腱に常に負担がかかっている事、そして配列が崩れやすい足に更に足部骨構造を崩すアイテム5本指ソックスを履いてらっしゃる事が攣りやすい原因の一つと思われます。

『言われてみれば5本指ソックスを履き出してから攣りやすくなったように感じます』と。

SUPERfeetカスタムインソールで『左右それぞれの本来あるべき正しい足の骨格位置、ねじれ具合、矯正形状』にさせて頂き感覚系の調整と日常できるエクササイズとセルフメンテナンスをお伝えさせて頂き経過観察をします。