テニスショップ アド立腰トレーナー菅原です。『日常的に呼吸が浅いと感じる』『息苦しい』などのご相談を頂きます。
それを改善しようとして『腹式呼吸』『胸式呼吸』などをやってらっしゃる方が多いですが、実は呼吸法で呼吸は深くなりません。

呼吸法そのものが悪いわけではありませんが呼吸法をして逆に息苦しくなったり、緊張しやすい体になってしまったり・・・・・。
楽に深く呼吸できるようにするには呼吸が勝手に深くなる身体の状態にする事です。

実は肺には筋肉がないので心臓みたいに自ら動くことができません。横隔膜や肋骨間の筋肉の働きによって胸腔自体を広げることにより呼吸をしてます。現代人はこの肋骨の運動不足のため正常に呼吸ができている人はほぼいません。

特に上部肋骨の運動不足です。

『肋骨を触って』と言ってほとんどの人が下部肋骨を触ります。(みぞおちの高さの肋骨)それだけ上部肋骨の意識が皆無という事です。

『長い呼吸』と『深い呼吸』は別の概念です。私たちが意識的にコントロールできるのは長い呼吸で深い呼吸は身体の状態つまり肋骨が正しく運動できる身体にならない限り呼吸は深くなりません。

秒数をながくしても深い呼吸ができているわけではありません。それは長い呼吸です。ただ秒数を長くしただけ。

深い呼吸ができるにはとにかく肋骨を柔らかく動かせるようにすること。

立腰体操で肋骨柔らかくして深い呼吸が勝手にできる身体を取り戻しましょう。
骨盤おはようおやすみ体操👇 👇 👇