小、中学生の足の相談が後をたたないです。
一番の原因は日本人のシューズの選び方にあると思います。
お子様とシューズを買いに行ったときに、日本ではお子様に
シューズを選ばせます。
親『どの靴がいい?』
子『かわいいデザインのもの』
『なんとかキャラクターのシューズ』
『ピンクがいい!!』
などなど
靴先進国の欧米はお子様のシューズは親が選びます。
定期的に家でお子様の足の長さ(足長)、甲まわり(足囲)、足の幅(足幅)
などを計測し足の特徴を知っていて、親がシューズを選びます。
その間お子様は、キッズスペース等で遊んでいます。
大切な骨や筋肉等をつくる成長期の子どもの足は、とても「やわらかい」状態にあります。
子どもが成長する過程で、靴は足の形を正しく整える「入れもの」になります。
子どものときに足のサイズに合った良い靴を履いているかどうかが、
足に問題を抱えずに済むかどうかの分かれ道になります。
日本では『すぐに足が大きくなるから』と大きな靴を
選びがちですが、一般的には子どもの足は半年で5ミリくらいしか成長しません。
大きすぎる靴は、歩いたり走ったりする際に足が中で簡単に滑り、靴のつま先に指先がぶつかり、容易に足指が曲がってしまいます。
『シューズがきつい!!』というお子様の言葉を鵜吞みに
せず
『お父様、お母様がお子様のシューフィッター』ですので
最低でも年2回、足のサイズをチェックし、そのときのサイズにあった靴を選ぶことが重要です。
お子様のシューズの買い替えの際は専門的なアドバイスを
受けて選ぶことをおすすめします。