膝の外側が痛い!!~ランナーズニー~
症状
腸脛靭帯炎は、膝の外側に起こる痛みのことを言います。「ランナーズニー」という通称があるくらい、長い距離を走るランナーに特に多く見られます。始めの症状は休憩中に不快感を覚え、段階的に悪化していきます。
大腿骨の膝関節をなす部分外側の突起に腸脛靭帯が、膝の曲げ伸ばしのたびに擦りつけられるように前後に動きます。
何らかの要因で腸脛靭帯自体が硬直化してしまうことで、曲げ伸ばしの際にこの部分にストレスがかかり、違和感や痛みが発症します。
重症になると、足がつけないくらいに激痛が走るようになります。
原因
腸脛靭帯炎の原因は、強い負荷がかかる激しいトレーニング、オーバーユースなど、様々な要因が考えられます。
身体の構造的な問題では、下半身の骨格配列が起因している場合もあるといわれています。足の問題ではやはり、オーバープロネーション(過剰回内)が関わっていることが考えられます。
接地した時に足がたわむ動きは、かかとの関節周りが作っている大切な動きです。
この時、スネの骨は内側に必ず回り込み、多くの場合、膝も内側を向きます。オーバープロネーション(過剰回内)による、かかと周囲の関節の過剰な動きで、すねが回り込む動きも過剰になり、膝に大きな負荷がかかります。
この時「ニーイントォアウト」という、いびつなランニングフォームになってしまうことが多いです。
(画像を参照下さい。)
スーパーフィートインソールと腸脛靭帯炎(ランナーズ二―)
オーバープロネーション(過剰回内)が起因する場合は、かかと周りの関節をサポートし、動きを導き出すスーパーフィートインソールの使用はたいへん有効です。
かかと周りの関節の動きが改善されるということは、スネの動きや膝関節の動きも改善される可能性が高くなります。
あわせて、トレーニング内容を低負荷から段階的に調整していくことをお勧めします。
※スーパーフィートインソールの効果は個人差があります。
脅威の中敷SUPERfeet(スーパーフィート)