スネの内側が痛い!~シンスプリント~
症状
特に「走る」時に、スネの内側に強い痛みを覚えるのが代表的な症状です。後脛骨筋腱という筋腱がスネの内側当たりで炎症を起こしている症状をシンスプリントといいます。
※後脛骨筋腱
膝の後ろからスネの骨(脛骨)にへばりつくように走行して、内くるぶしの後ろを通って足の裏から指の骨以外のほとんどの骨に付着しているという筋腱。足の内側アーチを維持する重要な筋腱です。この筋腱が、機能しなくなったり断裂したりすると足は2度とアーチを作ることはできません。病的な偏平足となり歩行も困難になります。
原因
シンスプリントはスネに痛みが出る症状ですが、実は足の問題であるオーバープロネーション(過剰回内)が原因なのです。後脛骨筋腱は膝裏から、スネの横を通って足の裏にまわりこみ、内側アーチの運動を作り出すための主役級の重要な筋腱です。しかし、オーバープロネーションの足は、かかと周りの関節が崩れることで内側アーチが低下し、不安定になります。骨格で支え切れない部分をこの筋腱がサポートしようと過剰なストレスがかかっていきます。足裏から引っ張り続けられることで、スネに付着している部分に炎症を起こすのがシンスプリントです。※同様の原因から、内くるぶしの下あたりに痛みを覚えたり、部分断裂するケースをPTTD(後脛骨筋腱機能不全)といいます。この他、2次的な要因として激しいトレーニングなどによるオーバーユース(過剰な負荷をかけたトレーニングをしすぎること)や、硬い路面でのランニングなどの環境的要因も考えられます。
スーパーフィートインソールとシンスプリント
内側アーチを支える主役級の筋腱である、後脛骨筋腱のトラブルで多いものがシンスプリントです。オーバープロネーション(過剰回内)が原因の場合は、直接的にこのトラブルにかかわっているということが言えるでしょう。スーパーフィートインソールを活用することで、かかと周りの関節が整い、足の骨格が本来の運動を取り戻す方に導かれます。後脛骨筋腱も本来の伸縮運動をとりもどし、症状が改善していくことが期待できます。ハイアーチなど硬直性の足にもみられることがありますが、この場合は衝撃吸収がうまくできないことに起因するといわれています。スーパーフィートインソールは深くてかたく頑丈なヒールカップ(特許構造)がかかとの脂肪層を包み込み、もともと体に備わった衝撃吸収機能を取り戻します。硬直性の足の方にもスーパーフィートインソールを使用することで効果が期待できます。
※スーパーフィートインソールの効果には個人差があります。
脅威の中敷SUPERfeet(スーパーフィート)